​中学校の課題

 以下の内容の責任は樋園にあります。資料やハンドブックを持ち合わせていなかったりしていて独断と偏見で書いた部分もあり、間違いも多々あるだろうと思います。あまり好きでない教材でも、そのことには目をつぶって書いたりしています。間違いについては、厳しくご指摘下さい。或いは、ここのところをもう少し知りたいという内容についてもご連絡下さい。

 文芸研では,「教材を」教えるのでなく,「教材で」力をつける,どういう力かというと,ものごとが分かる力,すなわち<ものの見方・考え方>の力をつける,ということを考えています。<ものの見方・考え方>を学年を追って順に,系統的に教えていくことが,子どもたちの生きていく力になっていくのです。,この学年では,どういう<ものの見方・考え方>を教えたらいいのか,ある程度理解されてから今月の教材のワンポイントをご覧になってください。ホームページ上では簡単にしかふれられませんが,詳しくは,「西郷竹彦全集」をお読み下さい。 「西郷竹彦文芸教育全集」4巻(p.42)に、中学・高校段階で学ばせたい<ものの見方・考え方>について、次のように提案されています。

○多面的・多元的・整合的  ○論理的・実証的・仮説的
○主体的・独創的・典型的  ○批判的・発展的・弁証的


○多面的、多元的、整合的
  ・多面的・多角的・多元的・総合的
  ・社会的・歴史的
  ・巨視的・微視的・複眼的
○論理的、実証的、仮説的
  ・論理的----演繹的・帰納的・類推
  ・実証的----実践的・検証的
  ・確率的・統計的
○主体的、独創的、典型的
  ・個性的・独創的--(文体)
  ・主体的----主観と客観の統一
  ・典型的----個別、特殊と一般・普遍の統一
○批判的、発展的、弁証的
  ・自己の相対化
  ・過程的・発展的
  ・方法の発見・止揚

具体的な教材を使って,これらの見方・考え方を,<中学校の教材>で簡単に説明しています。