頂上の見えない高い山を目指して
  豊前サークル

  西郷文芸学は、私にとって、登っても登っても雲がかかって、頂上が見えない高い山のようでした。もっと早く出会っていればと思ったものです。

(「米寿記念集」より)福岡 豊前サークル

生きる勇気を与えていただいた
藤原鈴子

 〔文芸は〈人間学〉といわれます。だからこそ、私たちは、文芸を教育の場に正当に位置付けたいと願うのです。〈人間学〉としての文芸は、ことばによって人間の真実を美として表現する〈ことばの芸術〉であり、現実をふまえ現実をこえることによって、人間と人間をこえることによって、人間と人間をとりまくものごとに深い思想的な意味づけをなすところの〈虚構の世界〉である、と考えます。]

 『全集』の中の、この文章をはじめて読んだときの震えがくるような感覚を今でもはっきり覚えています。

(「米寿記念集」より)広島 藤原鈴子

西郷文芸学との出会い
  川崎 守

 文芸理論や認識論、授業実践、サークル運動論などだくさんのことを学ばせていただきました。教材解釈が変わることによって授業が変わり、授業が変わることによって子どもが変わることに見通しと確信をもてたことが、何よりの収穫でした。

(「米寿記念集」より)青森 川崎

これからもっと必要-視点論・文学体験論
増淵 充

 現実をリアルに見つめ、真面目に考え、謙虚さをもって論ずるとき、かつて学んだ西郷理論は、すごい説得力を出すものだとびっくりしながら、その威力の大きさに誇りを感じている。

   (「米寿記念集」より)栃木 増淵充

あれから十年
  西本進次

○(初めての特別講座)会場に行く車中で、

(私)「西郷先生に間近で会うのは緊張するなあ。」

(山中吾郎)「西本さん、大丈夫!・とても気を遣われる方だから、怖くない怖くない。」

(中村登志子)「そうよ。ああ見えても、とても気さくな方よ。」

○(帰りの車中で)

(山中)「初めて参加した特別講座の感想は?」

(私)「ぶち(とても)緊張して、しかも日頃あんまり使わん頭を使って、疲れた-。」

(「米寿記念集」より)山口 西本進次